2009年1月23日金曜日

タイムスリップ

もしタイムマシンが発明されたらと考えると夜も眠れない。

「どこの国へ行ってみたい?」なんて話題になると、大抵自分は押し黙ってしまう。
基本海外には興味がないんだけど、まったくないわけじゃない。イタリアなんか行ってもいいかなと思いますがね。
でも本命は時間旅行だ。わかってる。だから口にはしない。だけれども、もし叶うならば過去の日本に行ってみたい。
タイムスリップをテーマにしたフィクションなんて星の数ほどあるけど、心ある作品ならまずタイムスリップした後、現金をどう得るかがさし当たっての問題になる。
未来がわかるんだから大儲けできそうなもんだけど、これがよくよく考えると難しいんですな。
まず株。その当時は無名でも大企業に成長できそうな会社はわかる。しかし根本的な問題で、株の買い方がわからない。
競馬なんてのもよさそうだけど、何年のどのレースにどの馬が買ったなんて記憶しているほど詳しくない。だからこれもダメ。
たとえば将来価値があがりそうなものに眼をつけて大人買いする、なんてことは可能っぽい。
手塚治虫や藤子不二雄の初期の単行本なんて一冊数百万円だし、10冊も買っておけば大金持ち、とまでいかなくても小金持ちぐらいにはなれそうだ。
でもまてよ。価値があがってくれるまでひたすら時間をやりすごさなきゃいけない。なんて気の長い話なんだ。
もっと地道な商売にしても、もし今持ってるパソコンとか持っていけるなら小ロットの印刷屋なんかできそうだけどインクがなくなったらおしまいだ。

何というか、これは商才の問題ですな。未来のことがわかっても、便利な機械を持ってたとしても、結局商才がなければどうしようもないってことですわな。
しかしここまで商才のない人間、というか自分以下の商才の人間を他に知らない。