2009年1月2日金曜日

やっぱり年の瀬は紅白

紅白の将来を考えると夜も眠れない。

大晦日は紅白と決まってる。もう面白いとかそんなのは二の次で、ある種の義務で見てる。
裏番組がどうとか関係ない。そんなの「笑ってはいけない」の方が面白いに決まってるのだが、それでも自分は紅白を見る。

紅白がつまらない要因を「みんなが知ってる、しかも今年流行った歌がない」とか「変に民放バラエティの影響を受けている。それが痛々しい」とかいかようにもいえる。
それもあるに違いないんだけど、そんなことより客席との温度差なんですね。
昔の紅白、昔っていってもいろいろあるけど、たとえば昭和40年代の紅白って今見ても面白いんだこれが。
といってももうこの当時から構成もノリもカビが生えてるんだけど、でも面白く感じるのは
客席に座ってる人が心底楽しんでいるのが伝わってくるから。まあ紅白もテレビの収録でありながら
ホールで行うライブでもあるわけだから、客ってのは非常に重要な要素なんだよね。
構成がどんなにつまらなくても、ギャグがいくら上滑りしてても、舞台と観客席が一体になったライブって、それだけで面白く感じてしまう。
だからね、NHKも観客全員サクラにしろよ、と思う。サクラの演技力が問われるけどさ。

そこまでやってうまくいく保証はどこにもないけど。実際うまくいった例を自分は知らない。