2011年6月12日日曜日

水曜どうしよう最新作!

藪似です。今回は「水曜どうでしょう」最新作についてです。

アタシは昔やってたブログの時から度々「水曜どうでしょう」について触れてきました。もうこれは好きとかそういう枠を超えていまして、墓場までビデオを持っていきたい番組のひとつです。
そしてこの度、4年ぶりに新作が作られたのですが、あくまでこれは北海道ローカルの番組です。リアルタイムで見れないのは当然としても関東で放送されるまで最低半年はかかるんだろうなとみてました。
ところがアクトビラにて北海道での放送終了からたった15分後には見れる!有料?一話315円?たっけーな・・・。いや!そんなことは些細なことだ。とにかくアタシは少しでも早く見たいんだ!!

見ましたよ。全話。

で、感想ですよね。
序盤から想像以上に快調で、焼き直し企画なのは事実ですが、まあ前作の「ヨーロッパ完結編」よりはずっと楽しく見ました。
ネットでは12回(シリーズ最長)は長過ぎたんじゃねーかという意見が多かったのですが、それより最後、黄金パターンを作れなかったことが大きい気がします。

黄金パターンとは大泉洋騙しを兼ねた企画発表→過酷さに大泉洋ボヤく→しかしミスター(鈴井貴之)・大泉とも意外と楽しくなってくる→油断した頃に軽いアクシデント(主にミスター)→工程が狂う→最後は時間との戦い、まあこんな感じです。
今作でも最後の時間との戦い以外はほぼ忠実に黄金パターンが守られており、他にも恒例の大泉のモノマネ、ミスターの甘い物攻め、宿トークと満載だったのです。
しかし日程的な余裕がかなりあったためか、時間との戦いという終盤の緊迫感がやや薄かったのは事実です。

元々がダラダラしたというかグズグズの作りの番組であり、いや、それが最大の魅力なのですが、散々グズグズにやった挙句、それが祟って最後は焦らざるをえなくなる。それも魅力だったんでちょっとその辺は惜しいかな。

いやそれでもやっぱりあのエンディングは卑怯ですよ。名曲「1/6の夢旅人2002」をバックに映像と静止画で名場面を見せられちゃねぇ。
と極力ネタバレなし、固有名詞なし、マニアックな話なしで書いてみました。