2011年7月2日土曜日

こんな顔に生まれたかった

今回は軽めの話を。誰しも「こんな顔に生まれたかった」ってのがあると思います。
リアルのアタシを知ってる方はご存知でしょうが、アタシは結構濃い目の顔をしております。しかも色も黒い。何しろ、これはあまり人にはいってなかったのですが、中学の時のあだ名が「マイケル」でしたからね。もちろんマイケル・ジャクソンのマイケル。
今は単なる中年太りですが、当時はガリッガリッでしたから、そりゃマイケルといわれるのも当然です。ちなみに一切ダンスはできません。猿も飼ってませんし、食いもしません。

子供の頃から自分の顔が嫌で嫌で。なんで「フォウー!」っていえよとかからかわれなくちゃいけないんだ、全部この顔のせいだと。
親を恨むわけじゃないけど、どうせなら全然違う顔に生まれたかった。具体的にいうと、とにかく薄い顔。薄けりゃなんでもよかった。
特に、あれはアタシが高校くらいの時でしょうか、しょうゆ顔、ソース顔なんて言葉が流行って。アタシはどう考えても「クドい」「古臭い」といわれたソース顔。少年隊の東山に代表される「薄い」しょうゆ顔の時代ですから、アタシのコンプレックスはますます強くなっていったという次第です。

しかし薄い顔になろうとしてなれるもんではないわけで、かといってやっぱり自分の顔が嫌いで、いつしか「あきらめ状態」になっていったわけですが、何のことか、最近になって自分の顔が好きになってきました。
理由はよくわからないのですが、妙に愛嬌のある顔じゃねーのと思えてきたんですね。

まあそれはいいのですが、結局濃い顔のアタシが薄い顔に憧れたのも、天然パーマの人がストレートに憬れるようなもんだったんじゃないかと。
実際アタシはドがつくストレートなので天パに憧れたしね。
ま、濃い顔は濃い顔なりのヨサもあると。全然わからないオチで終わります。