2011年5月10日火曜日

SiteViewerを推すよ

藪似です。今回はiPhoneアプリのことでも。

以前書いた通り、アタシはずっとWindowsMobile系を使ってきました。そして実際WindowsMobileからiPhoneに乗り換えるにあたってネックがいろいろありまして、ひとつはMortScriptを使ったスクリプト書き。この手のアプリはAppStoreでは許可されないし、iOSの出来がいいので、まあ使えなくても困らないのです。
が、もうひとつのアタシにとってのキラーアプリである「2++」は代替を見つけないとどうしようもない、それくらい利用頻度が高かったのです。

WindowsMobile用アプリ「2++」は簡単にいえば2ちゃんねる専用ブラウザなのですが、実態は専ブラではなく非常に応用の効く万能アプリです。
2ちゃんねるは当然ですが、RSSリーダとしての能力が高く、アタシはほぼこれでニュースサイトと各種ブログの巡回をしていました。しかもオフラインで読むのに適しており、朝出かける前に巡回しておいて電車でオフラインで読む、という使い方をずっとしていました。
ずっとってどれくらいかといえば、つらつら考えてみるに何と8年!いわばここ8年の生活習慣ですらあったわけです。
iPhoneに変えたからといって簡単に習慣を変えれるはずもなく、ずっと代替アプリを探していたのですが、これが見事にいいアプリがない。
さすがに2ちゃんねるに関しては専ブラ(BB2C)を使うとして、いいRSSリーダを探していたのですが、iPhoneアプリのRSSリーダってほぼGoogleリーダ経由なんですよ。これが非常に使いづらい。
GoogleリーダというのはRSSの更新結果をリアルタイムで反映してくれないので、どうしても情報が古くなる。しかもサイトの登録が非常に面倒くさい。実際にGoogleリーダ経由のRSSリーダをいろいろ試したのですが、どれも不満が残るものばかりでした。
アタシが求めていたのはGoogleリーダを経由しない、そして巡回しておいて後でオフラインで読める、この二点だったのですが、散々試した結果たどり着いたのが「SiteViewer」だったんです。
SiteViewerは無料ではなくプラグイン形式で機能を購入しなければならず、ちゃんと使おうとすれば500円以上かかりますし、はっきりいって評判も聞きません。(評判が悪いというより話題にすらあまり上らない)
でもこれはよくできてますよ。フィードの登録も簡単だし、うまく取得できない場合でもまるごとRSSを噛ませば大抵取得できます。
さてWindowsMobile用の2++との比較ですが、RSSリーダとして見た場合、上回っているところも多い。特に画像もキャッシュしてくれるので、テキストだけしかキャッシュしない2++よりも活用範囲が広がりました。画像も一緒に見ないと意味がないサイトも結構あるからね。

ひとつだけ注文をいうなら、リンクをSafariで開けるようにしてほしい。Safariで開くオプションはあるんだけど、見ているページをそのまま開くだけだから。できればOpen In(さらに欲をいばURLスキーム)に対応してくれたら最高なんだけどね。