2011年5月18日水曜日

DraftPadも推すよ

藪似です。またしてもiPhoneアプリのことを。

以前紹介した「SiteViewer」は有料ですが、ニュースサイトやブログを巡回されている方には誰にでもオススメできるアプリなのですが、今回のは無料ですが、誰にでもオススメできるわけじゃない。というのも非常にクセの強いアプリだからです。
iPhoneを使いだして、意外といいテキストエディタがないのに気づきました。無料有料合わせて結構あるのですが、たとえばDropboxやEvernote、あとメールとの連携を考えた場合、どれも中途半端に感じたんですね。
しばらくはPlainTextというアプリを使っていたのですが、バージョンアップで広告が入るようになり、いや無料だったので広告は別にいいんですけど、書いている途中でカーソルが先頭に戻るという致命的な不具合がでてきました。
PlainTextがよかったのはDropboxと完全にシンクできるところで、iPhoneで書いたテキストをMacやWindowsで清書したりできることだったんですけど、こんな不具合があったらとてもじゃないけどメインでは使えません。
次に試したのがこれまた無料の下書きメモというアプリでして、書いたテキストをメールで簡単に飛ばせるのでブログの更新に使えると思ったんです。
が、これも、理由はさっぱりわかりませんが、何度か書いたテキストが消えるというこれまた致命的な欠点があり、メインから外さざるをえなくなりました。

そこで偶然発見したのが「DraftPad」というアプリです。これはいわゆるテキストエディタではなく、メモアプリに相当するものです。ですからテキストを書いて保存して、また新規にテキストを書く、という今までのやり方が通用しない。つまりファイルごとに管理できないのです。
ただし履歴という概念があり、テキストを復元することはできます。正直あまり慣れないというか使いやすい方式ではないのですが、元々がメモアプリなので、まあ致し方ない。最近はだいぶ慣れてきましたし。
それでも使いやすいとはいえないには違いなく、それでも猛烈にプッシュする理由は連携がハンパじゃないのです。

DraftPadはプラグインというか、URLスキームを複数登録しておいて、都度呼び出せる、これが唯一にして最大の魅力なんです。
たとえばブログを更新する時も、メールでブログを投稿し、同時にEvernoteにバックアップを送る、なんてこともできてしまいます。またサクッとツイートを投稿することなんかもできる。検索して結果をSafari以外のブラウザ(iCabMibileなど)で開くこともできるし、住所からマップを開くこともできる。
とにかく文字入力を起点にすることなら、やろうと思ったら本当にいろんなことができてしまうのです。

だけれども本当に自分仕様にしようと思うならURLスキームが何たるかくらいの知識は必要なので、ガラケーしか使ったことがない人にはやはり少し難しいかもしれません。
てなわけでいろんな面でオススメと簡単に言い切れないアプリですが、個人的にはすでになくてはならないアプリになりつつあります。