2013年1月12日土曜日

エゲレスの食べ物についてザックリと

えと、アタシがイギリスに来て4ヶ月になるんですけど、たかだか4ヶ月程度でイギリスについてあれこれいうのは、いくらなんでも僭越なのです。
結構10年以上在英の日本人がいるわけでして、このわずかな期間に数人そんな人と知り合ったのですから、こりゃ相当数いるとみなしても間違いじゃない。ほらいうでしょ、なんとかは一匹見たら百匹いると思えって。あ、これはとんでもない失言。
どっかの国の大臣じゃないんだから失言繰り返してる場合じゃない。つまりは僭越は承知でイギリスというかロンドン、いろいろ書いていくとキリがないので食べ物限定で思ったことを書いていきます。

大半の人がイギリスと聞いて思い浮かべるのが「料理が糞マズい」ってことじゃないでしょうか。そうかね。
正直イギリス料理がマズいのかどうか、本当のところはよくわからないのです。代表的なイギリス料理であるフィッシュ&チップスに関しても、美味い不味いの前に、そもそも「味があんまりない」のです。だからそれに掛けるソースであったりタルタルソースだったり、はたまた塩の味しかしない。
あとこういう話の時に必ずネタにされる「うなぎゼリー」は食べたことはおろか、レストランでもデリでも見たことがない。まあ日常的に食されているものではないですな、間違いなく。
当たり前の話ですが、イギリスにいるからといってイギリス料理ばかり食べなきゃいけないわけじゃない。というか日本に住んでる日本人でもそうですが毎日和食ばっかり食ってるわけじゃないでしょ。それとおんなじで、街中には実にいろんな国のレストランがあります。

さて、ロンドンといえば世界有数の大都市です。しかも凄いのは世界中から人が集まってきています。まあいや多民族都市だといっていいでしょう。
つまり本国の人が作った本格的な世界の料理がわりとどこでも食べれれるわけで、これがどれもこれも見事に美味い。フレンチ、スパニッシュ、ターキッシュ、イタリアンなどヨーロッパ系の料理はもちろん、メキシカンなんかも本当に美味くて、ブリトーなんて某セブンイレブンで売ってるアレしかしらないアタシにとっては驚愕の美味さでした。
もっとも、たとえばイタリア人なんかに言わせると、ロンドンのパスタとやピザなんかマズくて食べられない、なんていうんですけどね。いやいや、十分すぎるくらい美味いよ!と思うんだけど(少なくとも日本にあるその辺のイタリアンの店とか宅配ピザとは比べ物にならない)、逆にいえば本場のパスタやピザとか、いったいどんだけ美味いんだ、と気になってしょうがないわけで。
もちろんレストランに行かなくても、セインズベリー(っていう大手のスーパー)のチョコマフィンなんか、え?マジでこの値段でこの味?って感じだし。

てなわけで予想外に食生活は充実しておるのです。「ロンドンなんてメシが糞マズくて」なんてしたり顔でいってる人がいっぱいいますが、お前何食ってたんだよ、とフシギに思うわけでしてね、ええ。