2007年5月11日金曜日

テストは続くよ



どこまでも。

まだフィルムは現像に出していない。

はっきりいえば面倒なのだ。

一本目は当たり前にカラーフィルムを購入したが

二本目は色気が出て、モノクロフィルムを買ってしまった。

これがいけなかった。

カラーなら、まぁふつうの店で、一時間以内にプリントしてくれる。

でもモノクロは、どうやらそうではないらしい。

しかも徒歩圏内にプリントショップがないので

わざわざ電車に乗って、現像を出しに行って

わざわざ電車に乗って、取りに行かなきゃいけない。

これは面倒くさい。

なのでまだ写真はアップできない。




カメラに関してはまるっきりの素人だ。

趣味で写真を撮っていた、というわけでもない。

ただ、今から10年近く前に、仕事で撮っていたことがある。

しかも二度に渡って。

一度目は某超弱小出版社にいた頃の話だ。

<超弱小>なので、取材だからといって

いちいちカメラマンを雇う、なんてことはしない。

というか予算の都合上できるわけがない。

なので写真も自分で撮ることになる。

使っていたのは、ニコンの・・・・忘れた。

まったくカメラに興味がなかったので

おぼえようとすら思わなかった。

二度目はバイトでカメラマンの真似事をやっていたことがある。

しかもかなりのテクニックが要求されるバイトで

・スポーツ写真

・中判カメラを使った集合写真

さぞかし難しいことをやってるっぽいが、とんでもない。

簡単なレクチャーをやっただけで

すぐに現場に投入された。

できるわけがない。

でもバイト代をもらってるんだから、やるしかない。

んで、やった。

それでよかった。

自分が天才だからじゃない。

きわめていい加減な会社だったからだ。

そこには2年ほどいた。

おもしろかったからじゃない。

日給がよいわけじゃない。

なぜか友達とかできる雰囲気の会社でもない。

でも2年もいたのは

会社がいい加減だったからだ。

いい加減な会社はいい。

正社員だったり、出入りの業者なら

いい加減な会社なんて、まっぴらだが

バイトなら、いい加減ならいい加減ほどいい。

もちろんちゃんとバイト代はくれる、という前提だけど。

いい加減、いい加減、と書いたが

象徴的なエピソードがある。

そこの会社に出入りしてたカメラマンがとある事件を起こした。

私は見てなかったが、ニュースステーションのトップで

紹介されるぐらいの大きな事件だ。

しかも性に絡んだ犯罪だから、かなりタチが悪い。

そのカメラマンは、あちこちの事務所から

当然のように出入り禁止になった。

ところが私のバイト先だけは違った。

ニュースステーション出演記念かどうか

またその男がそこの会社で働きだした。

しかもその理由がすごい。

「人手が足りない」







こんなとんでもない会社だったが

まぁ、その後の人生に、それなりに役にたってたりもする。

その辺のことは、また今度。