2011年11月2日水曜日

イトニラミジャパンのイトニです

藪似です、てな書き出しなのは理由があります。
もう一度いいますが、藪似です。今年から一軍に昇格した投手コーチの藪さんに似てるのもあって、んで藪似です。

さてさて
今年のドラフト会議で阪神タイガースは慶応大学の外野手であり大学代表の4番を務めた伊藤隼太を一位指名しました。
ネット界隈では、どうもこの伊藤と藪が似てるんじゃないかと話題になっています。
もし伊藤と藪が似てるのであれば、藪似です、のアタシも伊藤に似てるってことになる。
しかしアタシは伊藤みたいな爽やかは微塵もないな。
隼太、といえば、普通に考えればハヤタ隊員となるわけですが、っーことはアタシはウルトラマンでもあるのか。

試みるか、変身

ウルトラジョークはこれくらいにして、今は便利な時代でして、Youtubeで「伊藤隼太」と検索すればいくらでも動画がでてきます、
阪神のスカウトは「桧山タイプ」、他には「金本タイプ」という声が多いようですが、アタシはズバリ、巨人の小笠原タイプではないかと睨んでいます。
いい打者は大抵フォロースルーの後でバットのヘッドが立っているのですが、伊藤はまさにそれで、一番顕著なのは小笠原です。
ただし伊藤の場合、弾丸ライナーを打てる打者で、逆にいえば打球が上がらないタイプに見えます。
甲子園は浜風がありますので、左打者は弾丸ライナーを打てる方が相応しいのですが、それでもホームランはそれほど期待できないかもしれません。
ただ金本は低い弾道で放り込むコツを身につけましたし、掛布も同様。
話は逸れますが、全盛期の掛布は本当に凄かった。引っ張ったホームランは全部弾道ライナー。それがあの広い甲子園の外野席の中段までいくんだから。
さらに凄かったのが、浜風に乗せるが如く、レフトへ高々と打球を上げて、当時はまだあったラッキーゾーンにポトリと落としたんですから。

伊藤もね、打撃自体はいくらでも向上できると思う。今の時点で開きが早いとかいわれてるけど、克服できると思う。
しかし打球の角度はある程度天性のもんですからね。田淵なんかその典型です。
それでも掛布なんかはもちろん、城島もダイエー時代、特殊な練習方法で打球に角度をつけることを習得しました。

別に伊藤をホームランバッターにする必要はないけど、それくらいのポテンシャルはあると思う。それがアタシが数少ない動画を見ての評価でして。