2009年11月15日日曜日

もうね

何気なくニュースサイトを見てたら「オバマ氏を勝手に応援する会」が何とかオバマ大統領と面会をしようと、わざわざ福井から東京までかけつけたそうだ。
さすがにこれはヒドいとしかいいようがない。

勝手に応援する会やおばまガールズなど、地元では早くから「恥ずかしい」とか「かえってイメージダウンになる」といった声があがっていたようだが、少なくとも自分は、2ちゃんねる用語でいうなら「生暖かい目」で見ていた。
街起こしというのがどれほど大変なものかわかるし、知名度をあげようと思ってもきっかけも何もない。それは本当によくわかる。
だからこそ「生暖かい目」で見ていたのだが、それも大統領選までの話だ。
そもそもオバマと小浜、音がいっしょという程度のことから始まったわけで、大統領選で活動が終わっていたら「あくまでシャレでやっていた」というのがわかる。
しかしここまでやるとまるでシャレではすまない。
街をあげて、たとえ海外であるにせよ、特定の政党に肩入れするのはおかしい。というかこれは法的にぎりぎりの行為ではないのか。
何度もいうが、大統領選までならまだシャレで済む話だったのだ。それが変に注目されたため引き際を見失ってしまったのだろう。

知り合いに小浜出身の人がいるが、小浜出身ですというと、失笑にも似た笑みで「ああ、あのおばまガールズの・・・」といわれるといっていた。完全に見下されているわけだ。
こうなるといったい何のために「勝手に応援する会」だのおばまガールズだのをやってるんだという話になる。
たしかに知名度はあがったかもしれない。しかしその知名度はマイナスイメージの知名度のなっている。「引き際を知らない田舎モノ」という最悪のイメージ。
やってる人は地元貢献のつもりかもしれないが、関係ない小浜出身者にすれば、これほど迷惑なことはない。そんなことは考えないのだろうか。

はっきりいう。「生暖かい目」でなんか見てくれない。見下す対象にしかなっていない。それでも彼らはまだ活動を続けるというのだろうか。