2013年5月21日火曜日

わかったこともあるのですよの続き

前回の続きです。
たった半年とはいえ、海外から日本を眺める、というのを体験できたのは本当に大きかった。自然と「日本とは」、「日本人とは」ってことを意識するようになったというか。
ひとつ強烈に感じたのは、日本人は真面目・勤勉というのは大嘘じゃないかということです。
ヨーロッパの人々にいい加減なイメージを持ってる人はいっぱいいると思います。アタシ個人もそう思う。しかし彼らは自分の意思で動いている感じがするんです。
日本人はそうじゃない。行かなきゃいけないから行く、やらなきゃいけないからやる、という感じというか。どっちでもいいよ、となると途端にやらなくなる。どっちでもいい=しなくていい、なんです。

さてこれから海外に滞在する方々にお勧めしたいものがあります。これだけは体験しておけ、その方がより話が広がるよ、みたいなものです。
ひとつは「ONE PIECE」。アタシもこっちにきて慌てて読んだのですが、まあよくできてるとは思うけどギャグがつまんないし、何より物凄く読みづらい。ハマったかどうかと聞かれると確実にハマってない。
けどヨーロッパでONE PIECEは強いです。イギリスはそうでもないけど。ルフィの絵でも描けようものなら一気に話が広がります。

もうひとつは、これはいわずと知れた(あくまでこのブログでの話ね)「水曜どうでしょう」です。滞在する場所にもよりますが、ヨーロッパに滞在する場合は特にヨーロッパ三部作は必見です。
別に海外の旅紀行番組でもいいのですが、水曜どうでしょうの場合、基本的に名所には行かないからね。だからこそダイレクトでその国の雰囲気がわかりやすいし、会話のネタになりやすい。つか「日本のテレビ番組で見たんだけど、本当はどうなの?」みたいな会話が作りやすいのです。
実際アタシはこれでベトナム人と会話のネタができましたし。

どっちみち相手は日本のことなんか何も知らない。知ってるのは寿司(アチラ流に発音すればスーシ)くらい。だったらこっちが部分的に知ってるその人のことを聞いていく方が楽だからね。つか質問に答えるより質問して聞く方が楽だし楽しいですからね。